高島ちぢみ®について

「白髭神社」は滋賀県北西部の高島市にある、日本最大の湖・琵琶湖に面した神社です。
創建はなんと1900年前。第11代天皇の垂仁天皇の頃で、近江最古の神社とされています。

- 最適な自然と先人によって育まれた織物 -

「高島ちぢみ」とは
最適な自然と先人によって育まれた織物

京都との県境に比良山系が横たわり、琵琶湖の青が一層深みを増す滋賀県北西部・高島市。
そんな高島で発展した伝統産業のひとつが「高島ちぢみ」。
高島ちぢみは、湿度の高い日本の気候に最適な素材として、江戸時代中期頃より生産され始め、近江商人(桑原喜兵衛)の手によって全国に広まっていきました。
通気性や吸水性に優れていることから、主に肌着や布団カバーなどに用いられており、現在は海外にまで販路を広げています。

最適な自然と先人によって育まれた織物

JAPANESE TRADITION

- 日本の伝統 -

比良の山なみを西に仰ぎ、湖面に美しい曲線を描く、日本一の湖、琵琶湖その北西部に位置し、
近江聖人といわれた「中江藤樹を生んだ高島地方の綿織物は、江戸の頃にその起源を求めることができます。
人々は綿を紡ぎ、手機でこれを織り、そして染めて、日常生活の用に供していたといわれます。
それが明治維新後、文明開化の流れの中で企業化の産声をあげるようになりますが、
確かな技術の歴史と恵まれた風土に育まれ、さらには先人の苦労とたゆまぬ研鑽の積み重ねによって順調に推移してまいりました。

JAPANESE FABRIC

- 衣料用織物 -

衣料用織物としての高島は、綿糸を強撚糸加工した生地の製織が得意な産地です。
その生地は古くから「高島縮」の名で夏の装いとして親しまれてり、表面の「しぼ」はさらりとした涼感を肌に伝えます。

今日においては、古くからの経験に裏打ちされた技術を用いて、
「撚糸」「製織」「加工」の組み合わせ次第で、色々な「しぼ」を表現することが可能になりました。

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